鹿児島県天文協会

鹿児島県天文協会の活動連絡と報告のためのブログです。

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2017.05.21 Sunday

嘉例川駅とななつ星(北斗七星)

karanさん提供:

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以前から嘉例川駅と北の星空を撮影しようと何度か足を運んでいたのですが、
平日ですと、通勤通学で駅を利用する方を迎えに来る車が画面に入り込んでしまい、
なかなか撮影しても写真が台無しになってしまっていたのです、先日日曜日に休めたので出掛けてきました。
車が入る事無く、マジックアワーの時間帯に佇む古い木造駅舎から漏れる電球の明かりと
ななつ星(北斗七星)がいい雰囲気で撮れました。
地上を走る豪華寝台列車ななつ星は、2016年4月の熊本地震の影響で嘉例川駅を
通らない路線に変更になりましたが、いつしか復興し嘉例川駅に停車する事を願います。

 

170514嘉例川駅とななつ星(北斗七星)(karan) 
嘉例川駅とななつ星(北斗七星)
撮影年月日時刻:2017年5月14日 19h58m〜20h02m
カメラ:オリンパスOMD E−M5
レンズ:サムヤン7.5mm F3.5魚眼
シャッター:10秒 絞り:4.0 感度:400
ホワイトバランス:オート
kikuchi magickで26枚を比較明合成
撮影地:霧島市隼人町嘉例川駅


2017.03.05 Sunday

開聞岳と冬の星座・流星

karanさん提供:
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先月のカノープス観望会に触発され、カノープスと開聞岳のコラボ写真を撮影しようとアグリランド頴娃に出掛けました。
現場に着くとシーイングが悪く、開聞岳も霞んで見えていたので、ここでの撮影を断念し少し足を伸ばし大野岳に行きました。
大野岳からですと開聞岳と池田湖も望める眺望で撮影には申し分のない場所です。
カノープスは、既に南中を過ぎ開聞岳からずれてしまいましたが、冬の大三角を射抜くように流星が飛び込んでくれました。
 
170303開聞岳と冬の星座・流星(karan) 
開聞岳と冬の星座・流星
撮影年月日時刻:2017年3月3日 19h43m37s
カメラ:オリンパスOMD E−M5
レンズ:サムヤン7.5mm F3.5魚眼
シャッター:30秒 絞り:4.0 感度:1000
ホワイトバランス:4000k
撮影地:南九州市頴娃町大野岳


2017.01.24 Tuesday

垂水市海潟漁港から見た桜島と北天の日周運動

karanさん提供:

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寒波の影響で、桜島が冠雪していたので桜島と星空を撮影しようと垂水市の海潟漁港まで行ってきました。
以前この場所から北極星と桜島を撮影しようと何度かチャレンジしたのですが、途中で雲に覆われてしまい,写真をものにする事が出来ませんでした。

今回は、見事に雲られず3時間30分撮影出来ました。
(翌日仕事でなければもっと撮影時間延ばせたのですが。。。)
肝心の冠雪した桜島とのコラボは、雪が解けており出来ませんでしたが、満足の1枚が撮れました。


桜島と北天の日周(魚眼)

170123海潟北天日周_EM5合成(WEB)

撮影年月日時刻:2017年1月23日 19h20m〜22h50m
カメラ:オリンパスOMD E−M5
レンズ:サムヤン7.5mm F3.5魚眼
シャッター:60秒 絞り:4.0 感度:800
kikuchi magicにて210コマを比較明合成
ホワイトバランス:オート
撮影地:垂水市海潟漁港


桜島と北天の日周(広角)

170123海潟北天日周_6D合成(WEB)(karan)

撮影年月日時刻:2017年1月23日 19 h20m〜22h50m
カメラ:キヤノンEOS6D
レンズ:キヤノンEF17−35mm F2.8L
シャッター:60秒 絞り:4.0 感度:800
kikuchi magicにて210コマを比較明合成
ホワイトバランス:4500K
撮影地:垂水市海潟漁港

 


2016.11.27 Sunday

PENTAX K−1 インターバル合成を試す

karanさん提供:

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 先日の記事の続きです。

 PENTAX K−1にはアストロトレーサーの他にも天文ファンに嬉しいインターバル合成機能があります。インターバル合成とは、一定間隔で撮影した画像をカメラ内で重ね合わせ一枚の画像を生成するもので、合成方法は、平均、加算、比較明に対応しています。
 今回は、比較明でインターバル合成をしてみました。
 
 まず、1枚写真から(写真K1000)

K1000

霧島連山に昇る冬の大三角
撮影年月日時刻:2016年11月3日 0h31m〜
カメラ:PENTAX K−1
レンズ:HD PENTAX−D FA15−30mm F2.8ED SDM WR(15mmで撮影)
シャッター:30秒 絞り:F3.5 感度:1600
ホワイトバランス:オート
撮影地:鹿児島県姶良郡湧水町魚野フライトエリア
 
  そのままインターバル合成をはじめました。(写真K1015)インターバル合成15分

K1015


PENTAX K−1のインターバル合成で嬉しいのは、撮影途中の画像も保存しておく事が出来る事です。例えばインターバル合成中に飛行機が画面を横切ったり雲が出てきた場合など、その手前までのカットを保存しているので便利です。
 
(写真K1060)インターバル合成60分

K1060


 今回30秒露出を2秒のインターバルをおいて120回の設定で撮影したのですが、何回やっても数枚撮影してインターバルが終わってしまい、うまくいきませんでした。原因が現場では分からなかったのでインターバル合成の最高回数2000回に設定し1時間経過したところで電源を落とし、終了させる方法で撮影しました。
 後日分かった事なのですが、PENTAXのインターバル合成の間隔はシャッターを閉じた後から次のシャッターを開ける間隔ではなくシャッターを開けた後から次のシャッターを開ける間隔なので30秒露出のインターバルを設定するには30秒以上長いインターバルを設定しないと思った回数でインターバル合成が終了しない事が判明。
 普段キヤノンのタイマーリモートコントローラーに慣れている私は誤解をし気付かなかったので、この辺りは注意が必要です。
 
 使用していて不満に思っていた、赤色モニター表示が下位機種のK−70にはついているのにK−1には搭載されていなかったのですが、先日新しいファームが公開され、赤色画面だけでなく、バルブで20分までの露光に対応した点は、天体ファンには嬉しい機能と共に、ユーザー目線で機能追加はPENTAXの姿勢に好感が持てると思いました。

 


2016.11.08 Tuesday

PENTAX K-1 アストロトレーサーを試す

karanさん提供

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PENTAXから待望のフルサイズ1眼レフ「K−1」が発売されました。
K−1には天文ファンには嬉しい「アストロトレーサー」という赤道儀を使用せずに
簡易的な天体追尾撮影ができる機能が付いています。
早速その機能を試すべく撮影してきました。
 
霧島連山に昇る冬の大三角_ON
アストロトレーサーON
霧島連山に昇る冬の大三角
撮影年月日時刻:2016年11月7日 0h43m〜
カメラ:PENTAX K−1
レンズ:HD PENTAX−D FA15−30mm F2.8ED SDM WR
(15mmで撮影)
シャッター:3分 絞り:F3.5 感度800
ホワイトバランス:オート
撮影地:鹿児島県姶良郡湧水町魚野フライトエリア
 
周辺はレンズ周辺の収差?によるものか僅かに流れていますが、
中心付近は、流れずに見事に描写されています。
下のアストロトレーサーOFFの状態と見比べれば違いが分かります。
 
霧島連山に昇る冬の大三角_OFF
アストロトレーサーOFF
撮影データは上の写真と同じ。
撮影時刻のみ0h47m〜
 
 
次に望遠レンズでも試してみました。
三ツ星付近_ON
アストロトレーサーON
三ツ星付近
撮影年月日時刻:2016年11月7日 3h51m〜
カメラ:PENTAX K−1
レンズ:HD PENTAX−D FA70−200mm F2.8ED DC AW
(200mmで撮影)
シャッター:40秒 絞り:F2.8 感度5000
ホワイトバランス:オート
撮影地:鹿児島県姶良郡湧水町魚野フライトエリア
 
見事に星が流れずに撮影されている驚きと共に、M42の発色も良い感じです。
赤外カットフィルター除去改造機にはさすがに負けてしまいますが、
他のカメラメーカーの機種より、星に色がついて描写される印象があります。
またこのレンズの抜けのいい描写は、さすがPENNTAXのEDレンズという好感が持てます。
高感度でもノイズが目立ちません。
(長秒時及び高感度ノイズリダクション何れもOFF)
ちなみにアストロトレーサーOFFだと
三ツ星付近_OFF
撮影データ上の写真と同じ。
撮影時刻のみ3h56m〜
 
レンズの焦点距離により露出時間の最大値が変わるようで
15mmだと最大5分、200mmだと最大80秒で、この最大値以内なら
自由に露出時間の変更が可能です。
設定も簡単で、カメラ本体のGPSをONにし、アストロトレーサーをON
後は、精密キャリブレーションを選び、カメラを縦、横、回転方向に180度以上振り
完了が出れば撮影準備OK。
赤道儀いらずで簡単気楽に撮影が楽しめるアストロトレーサーは十分に使える機能だと思います。


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