鹿児島県天文協会

鹿児島県天文協会の活動連絡と報告のためのブログです。

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2012.07.30 Monday

8月14日未明,金星食の見え方

8月14日の未明,月が金星の前を横切って隠してしまう「金星食」が日本の大部分で見られます。

月と金星は,どちらも太陽に次いで明るい天体(2番目と3番目)なので,接近するだけでもかなり目立ちます。

2008年5月16日夕方に見られた月と金星の接近
(東南アジアでは「金星食」となりました。)
100516金星と月20h09m

日本では1989年に起こって以来,23年ぶりに条件のよい金星食となります。

1989年12月2日の金星食(出現直後)
1989金星食(前田)

鹿児島では,月の出直後に金星が月の明縁にかくれ,約40分後に暗縁に出現します。

金星食の見え方(鹿児島)

各地での潜入・出現時刻(国立天文台Webサイトより)
鹿児島:潜入 2:41:51〜2:43:51   出現 3:20:31〜3:21:55
奄美:潜入 2:45:51〜2:48:05  出現 3:08:34〜3:10:34
東京:潜入 2:44:27〜2:45:45  出現 3:29:26〜3:30:52

金星食の見え方は各地で異なります。南へ行くほど月をかすめるようになり,沖縄では食になりません。
鹿児島県では最南端の与論島でもぎりぎり食になります。

金星食の前日(8月13日)は,ペルセウス座流星群のピークの日です。金星食の最中もペルセウス座流星群がたくさん見られることでしょう。また,明け方の東の空にはオリオン座やふたご座などが見え,とてもにぎやかな眺めになると思われます。
201208140430金星食出現星図

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