鹿児島県天文協会

鹿児島県天文協会の活動連絡と報告のためのブログです。

<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2019.10.01 Tuesday

一年後の6m電波望遠鏡に再会

maedaさん提供:

-------------------------------

一年前(2018年9月),鹿児島市錦江湾公園にあった6m電波望遠鏡が国立天文台に帰って行きました。

さよなら6m電波望遠鏡(2018年10月1日

 

あれから1年,国立天文台に移設された6m電波望遠鏡を見に行きました。

 

国立天文台は東京都三鷹市にあります。

国立天文台入口

敷地内には見学コースもあって,古い望遠鏡などを見学することができます。

 

第一赤道義室

第一赤道義室。太陽黒点の観測に使った20儷折望遠鏡がありました。

大赤道義

大赤道義室。口径65儷折望遠鏡に圧倒されます。

そして,構内地図にも載っていなかったの6m電波望遠鏡を発見。

6m電波望遠鏡

6m電波望遠鏡はもともとこの敷地に1970年に設置され,星間分子の観測で世界をリードしました。長野の45m電波望遠鏡や鹿児島県入来のVERA望遠鏡、チリのALMA望遠鏡に繋がる現在の日本の電波天文学の発展の基礎となる研究成果を挙げました。 その後,岩手県水沢,長野県野辺山と順次移設され、1993年から昨年まで鹿児島市の錦江湾公園でVLBI観測局として設置されていました。

6m電波望遠鏡

今は生まれ故郷の国立天文台で,静かな余生を送っています。観測装置や空調設備も取り外されシンプルな姿を見ていると,この望遠鏡と一緒に過ごした日々を思い出します。

6m電波望遠鏡と子午環

来年は誕生50年を迎える6m電波望遠鏡。日本(世界)の天文学の歴史を物語る遺産となることでしょう。


2019.09.15 Sunday

9月14日 観月会&木星・土星観望会

今年の中秋の名月は9月13日(金),その翌日14日(土)は今年最小の満月となりました。

今年も吉野公園の協力を得て,公園入口で観月会を行いました。

 

観月会7036

吉野公園は連休中,午後9時まで開園。入口には十五夜飾りが備えられていました。

 

観望会開始時には雲が広がっていましたが,やがて雲の合間から満月が姿を現しました。

観月会7049

来園した子どもたちも大興奮です。

観月会7043

 

今回,国立天文台の望遠鏡キット「一家に一台 天体望遠鏡」を試すことができました。

国立天文台望遠鏡7064

この望遠鏡は5千円程度で購入することができ,16倍と66倍の接眼レンズが付いています。

観月会7050

手元の三脚に取り付けて満月を観察しましたが,16倍できれいに見えました。

 


2018.11.18 Sunday

ニコン クールピクス p900で撮影した月面

kukitaさんから、最近購入したニコンのカメラについてのレポートが届きました。

 

kukitaさん提供:

-------------------------------

私のコンデジnikon coolpics p900で撮影した月の写真3枚とプラスαをお送りいたします。
α分はcoolpics p900用天体写真書籍の表紙、竜ヶ水付近から撮影した輝北天球館のロングショット、私をこのカメラ購入に踏み切らせたyoutubeの動画のリンクです。
https://youtu.be/m7ucG5RXA74
もっと気軽な天体観測、撮影が出来ないか考えた末に見つけた機材ですが・・・



coolpic p900の天体写真撮影方法解説本


竜ヶ水付近から撮影した輝北天球館


2018.10.01 Monday

さよなら6m電波望遠鏡

karanさん提供:
-------------------------------------
27日から行われた錦江湾公園の6メートル電波望遠鏡の解体作業記録撮影にnagamasa先生と行きました。
午前9時過ぎに錦江湾公園に到着すると、足場を組み台座とパラボラアンテナをつなぐボルトとナットを外す作業が行われていました。
しばらくするとomotaka先生とmiyaharaさんも駆けつけ、電波望遠鏡との別れを惜しむように作業を見守りました。
解体作業が始まった6m電波望遠鏡2018_09_27_13h44m
午後1時よりクレーン車でパラボラを台座から離す作業後、およそ3時間30分かけてパラボラを2つに分解し初日を終えました。
一連の流れを動画でまとめましたので、ご覧下さい。
動画の最後には、午後0時57分から午後5時47分までの作業の様子を、15秒間隔で撮影した画像1160枚をタイムラプスにしましたので併せてご覧下さい。


2018.05.14 Monday

キヤノン ミラーレス一眼EOS KISS Mの高感度特性

karanさん提供:

-----------------------------------------

こんばんは。加覧です。
キヤノンが3月に発売した、ミラーレス一眼「EOS KISS M」の高感度特性を
星空を撮影し検証して見ました。
  写真1
写真1
桜島上空に昇るさそり
撮影年月日時刻:2018年5月4日 23h10m〜
カメラ:キヤノンEOS KISS M
レンズ:キヤノンEFーM15−45mmF3.5−6.3 IS STM L(15mmで撮影)
シャッター:8秒 絞り:2.8 感度:3200
ホワイトバランス::4000K
撮影地:鹿児島市北部
 
 
写真2 写真2
赤枠の所をトリミングして、撮影感度別に並べて見ました。
 
 写真3
写真3
このようにISO6400までならば、問題なく使えるノイズ量。現在キヤノンで、
DIGIC8を積んでいる機種は、このKISS Mのみで、高感度の輝度ノイズや
色ノイズを、かなり抑えられる映像エンジンという印象です。
液晶画面は3等星程度の星も分かり、構図合わせしやすく、
マニュアルフォーカスでピントを合わせる場合も液晶画面タッチ操作でピント
位置が拡大され、暗闇でも主要操作ボタンが右側に集中しているので、
ボタンの配置さえ覚えてしまえば、手探りでもカメラの操作が出来る点が高く評価できます。
一方、天体撮影で不可欠な、有線レリーズ非対応で(別売りの無線リモコンで対応)
インターバル撮影機能がなく、最近のコンパクトカメラPower Shot Gシリーズにある
星空モードも付いておらず、バッテリーのもちも悪い。
一眼レフの販売台数が右肩下がりな状況の中、ミラーレス一眼は昨年より4%販売台数増で
どんどんミラーレス一眼のシェアが拡大されて行くのは間違いない状況で、キヤノンに限らず
星空撮影に特化したミラーレス一眼の登場を今後期待したいです。
 


▲top